表層の冷えと深層のコリ -灸頭鍼

 12月に入り比較的暖かい日が続いていますが、寒くなるこれからの季節に多く用いるのが、灸頭鍼です。

 鍼と灸刺激を同時に行うものです。

 置鍼による鍼の機械的刺激とお灸による温熱的刺激、輻射熱によるものです。

 特に表層の冷え、手で触れてみて冷たい所、そしてさらにその深層にある硬結、コリに鍼の刺激と灸の温熱的刺激が有効です。

輻射熱は、熱の伝導率が上下左右と万面なく伝わり、体の芯まで暖かくなるものです。

腰痛だけに用いるものではないのですが、腰に灸頭鍼をするとお腹まで温かく感じるものです。

一度体験してみては、いかがでしょうか?

2019年07月20日