梅雨になると気持ちが塞ぎがちになるのは、何故か?
人の心と体、又自然の環境、四季と密接に関係しています。
脾臓は、「思う」意思と密接に関係しています。日頃から思慮深い、言い方を換えれば、物事に対して気にしやすい人、もしくは、神経質な人は、胃腸病を患いやすい傾向があります。
梅雨時は、ジメジメして湿度が高くなり、東洋医学で言う湿邪が体に侵入しやすくなります。
湿邪は、脾に侵入しやすく、胃腸病を誘発させます。おなかが張ったり、食欲がなくなり、小便が少なくなります。
脾が弱くなると、「思」意思にも影響して、日頃神経質な人は、さらに神経質になり、胃腸病を悪化させます。
梅雨時の過ごし方としては、胃腸を大切にして、思慮深くなりすぎず乗り切ることが大切です。
ツボとすれば、内関が気持ちを楽にして、陰陵泉、三陰交にお灸をして湿邪を取り去り、足三里で胃腸の力をつけるという治療になります。
思いあたる症状があれば、一度ご相談ください。